要注意!こんなホームページ制作業者の話に騙されないで!

注意すべきNG事例

こんにちは。株式会社HUMOの江鹿正行です。

今日は、動物病院の先生も頻繁に聞いているであろうホームページ業者の営業トークの中から、特に注意すべき3点をピックアップして紹介をしておこうと思います。

きっと一度は聞いたことがある言葉でしょうし、じっくりしっかりと考えなければ「なぜかとっても魅力的に感じる内容」でもあったりするため、あえてここで取り上げることによって動物病院の先生方が迷ってしまうことのないように情報提供すると共に、本質的には同類の不誠実な提案を万が一にも弊社がすることのないように心改めたいと思う所存です。

さて、早速内容に話を進めてみます。

NG例① 「初期費用0円。リース契約で月額お安くなります」

どのようなケースであれ、ホームページ制作に関する事項においてはリース契約はすべきではないとお考えいただくのが良いと考えます。

まず大前提として契約書などをしっかりと読んでいる場合にはご存知かもしれませんが、このようなリース契約は「ホームページ制作費用」そのものが「リース契約」にはなり得ませんので、リースをする対象が別に設定されています。多くの場合は、何かしらのソフトが入っているDVDや電話機、パソコンなどをリース契約している形になっています。

この契約手法そのものに違法性はありません。

弊社は異を唱える側におりますが、契約形態にかかわらずホームページが希望通りに作られ、その内容や機能についても十分に満足いくようであれば、良いとお考えになる動物病院経営者もいらっしゃいます。

ただしながら、この契約形態にはさらに2点、問題点があります。

  1. 実質的には制作会社への費用が制作完了前に全額一括で支払いが行われた形になる
  2. リース契約は契約期間満了までの残金一括払い以外の解約が不可

制作完了前に料金の全額一括払いが行われている

この「全額一括払い」が何を意味するのでしょうか?

リース契約で作成することになった場合の契約上における関係は、発注元となる動物病院、制作側となるホームページ制作会社、そして費用の立て替えを行うリース会社の3社が存在します。そして契約書にハンコが押された際には以下のような形でその後の金銭等のやり取りが発生します。

  • 【ホームページ制作会社】→【動物病院】:要望をヒアリングして制作開始
  • 【動物病院】→【リース会社】:毎月のリース料の支払い
  • 【リース会社】→【ホームページ制作会社】:制作代金の全額が翌月等に全額支払われる

通常、ホームページ制作会社は制作物を納品する過程上においては支払いがされておりません。

またそのような状況のため、依頼主側の多少無理な要求なども飲まざるをえない場合もあります。

これはつまり納得のいく制作物が出来上がるまで、常識の範囲内で修正を依頼することができるべきですし、また制作会社もそのような依頼については答える義務が存在します。

が、ここで面倒なのは、上記のような関係は制作会社側が依頼主側が納得した状態にならなければ支払いそのものがされないためでもあるのですが、このパワーバランスが崩れてしまうが故、制作会社としては依頼主側からの依頼に対しても優先順位が落ちてしまうという弊害が発生するケースが多いです。

残金一括払いが解約の条件になる

一般的なホームページ制作会社に依頼をした場合は、制作完了後に支払いをすることになるか、あるいは月々の運用費に全てが込みこみになっている費用体系か、またはその複合になっている場合などがあります。

月々の運用費用に全てが込みこみの場合などは、例えば契約期間1年などの場合もあるかとは思いますが、月々の支払いの最初の1カ月でサイトを完成させた後に、すぐに契約を破棄されてしまうと制作会社側としても大きな損失を被ることになるため、1年~2年程度の契約の縛りが発生していてもそれはフェアな契約だと思います。

これらのホームページ会社が一貫して持っている姿勢は「提供したサービスに見合うサービスを公正な条件下において提供している」ことです。何を持って公正と言えるかとかいうと、動物病院側が仕事に対して満足が出来なかった場合には、少なくとも交渉の余地あるいは契約破棄の権利を有していることにあります。

リース契約については、この限りではありません。

例え全く望みの仕事をしてくれなくとも、依頼した内容を一カ月以上放置されてしまったとしても、契約を解除しようとすると「リース残金の一括精算」が必要になります。

NG例②「SEOにも強い制作会社です!」

この「SEOにも強い制作会社」って言葉は非常によく聞く言葉です。

もちろん実際にそのような制作会社も存在することを否定するつもりはございませんが、一つだけ確実に言える点のお伝えしておきます。

WEBサイト制作の段階で行うことができるSEO対策の影響は、サイト制作後のコンテンツの追加頻度やコンテンツ内容やボリュームが与える影響と比較すると微々たるものです。

これは、制作時の対策が重要ではないと申し上げているのではありません。

ただし、良いサイトを作るという制作会社を選別する条件に対して優先的に検討すべき要素ではないという点がポイントです。

デザイン力も必要ですが、サイトの分かりやすさ、コンテンツの配置の仕方、導線設計、ユーザビリティー、管理・更新のしやすさ、拡張性、マルチデバイスの対応、などなど、案件の獲得のために動物病院に大して制作会社が「SEO」という言葉を使う前に説明をすべき項目は沢山あります。

これらの説明を飛び越えて、二言目・三言目に「弊社はSEOにも強い制作会社です」という言葉が出てきた場合には、残念ながら制作会社としての実力を疑わざるをえません。

NG例③「サイト運用の修正回数に上限付き」

サイト制作が終わると、サイトを運用するフェーズに入ります。

運用に関しては制作会社毎に対応が大きく異なるポイントではありますが、制作費用とは別に毎月の固定金額での対応をしている会社が多いです。

サイト運用とはWPなどを利用して単純に情報の入力をテキストで入力して更新ができるようなもののみならず、画像の編集等を頻繁に行う場合なども含めて「運用費」としての毎月の請求が発生することになります。

弊社の動物病院のお客様には、サイト制作や集客手法の提案段階において制作後の運用体制やサイト運用の目的などを細かく確認し、希望に沿った形でサイト制作から運用までを行うように心がけておりますが、よりしっかりとしたサイト運用をしていく限りは、アクティブにサイトの情報更新や情報発信を行うことになります。

それは日々の情報発信の際に作るバナーなども然り。

サイト運用の修正回数等に上限をつける制作会社というのは、もちろん採算性といったビジネス的な要素が含まれる経営判断をしていることは理解できますが、動物病院のサイト運用の成功に絶対的に必要となるアクティブ運用の阻害要因を、当のサイト制作者側で儲けてしまっていることになり、本末転倒と捉えることも出来ます。

まずは財務状況などと照らし合わせた最善のWEB戦略を最終的な目標に置き、その状態へ向かっていく前提において現時点の最良の選択肢を取っていく必要があります。

そしてその「最良」という選択肢を実施している道中に、「費用がかさむから今月の更新はここまでにしておこう」というものは存在すべきではありません。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

弊社が考える、なるべく依頼をしない方が良い制作会社の特徴を3つほど記載してみました。

繰り返しになりますが、上記に述べたようなことを制作会社が口にしたら自動的に「ダメな制作会社」となるような分かりやすいものではありません。

実際には、制作やWEBコンサルティングに関する提案をしている内容を俯瞰的に見ながら判断をすべきことで、単純に「言ったからダメ」という話ではないことは十分にご理解いただきたい点です。

必要なこと、そして常に疑問に思うべきことは「この業者さんは、本当に自分の動物病院のことを真剣に考えて提案をしてくれているのか?」という点です。

表面的な言葉のみを信じ込むことなく、しっかりと吟味した上で素晴らしい業者との運命的な出会いを諦めることなく追求していただければ幸いです。

「複数社から提案してもらったけど、どう判断すればよいかよくわかりません」…そんな状況になってしまっている場合には、弊社にご相談頂ければと思います。

より良い判断ができるような一助となることができるかもしれません。

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ABOUTこの記事をかいた人

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株式会社HUMOの共同創業者。外資系投資銀行に新卒で入社し、その後は起業。東京や上海で新規事業の立ち上げなどを行う。成功も失敗も沢山経験し、一度サラリーマンに戻ってみたりと迷走し、再度の独立。その後、株式会社HUMOに参画。基本的にはスキーム作りや企画、戦略立案などがメイン業務。一方で、基本的には自分で色々とやってきた手前、色々と中途半端にできるので結局自分でやろうとします。最近は育児とミラーレス一眼にはまっています。