動物病院の分院に伴い必要になるホームページ制作で検討すべきこと

動物病院の分院に伴い必要になるホームページ制作で検討すべきこと

動物病院の分院とホームページ

こんにちは。株式会社HUMOの江鹿正行です。

世の中はハロウィンの仮装で盛り上がりを見せていますね。

こんなご時世ですので大好きなペットに仮装をして仲間に写真をシェアしようとするペットオーナーさんもいらっしゃるかもしれません。

仮装の見た目を重視するあまりに小動物の身体にダメージを与えてしまうような事態を引き起こすペットオーナーさんがいないことを願いたい今日この頃です。

さて、本日の話題は、動物病院を分院する際にホームページについて留意すべき点です。

絶対的に正しい形があるわけではないという前提はご理解を頂く必要がございますが、少なくともどのようなWEB戦略を選択するかという点に対しては、最適解が存在すると弊社は考えております。

良く見受けられる分院後のホームページの運営について、2つのパターンに分かれます。

  1. 動物病院の本院と分院がそれぞれのサイトを運営
  2. 動物病院の本院のホームページ内に分院の情報を載せて運営

それぞれについて考察してまいります。

動物病院の本院と分院がそれぞれのサイトを運営

本院・分院それぞれがホームページを制作し、それぞれが独立して運営をされる形です。

ドメインとしてはこのような形:

【本院】humo-no-sample-ah1.com

【分院】humo-no-sample-ah2.com

どちらも架空のサイトです

あくまでも動物病院のホームページという意味合いだけをとれば、この形で対応することに問題はないとも言えます。

また、本院と分院は場所も異なるため、多くの場合は動物病院名も異なり、一つのサイトでホームページを運営するには、形を多少なりとも検討しないとわかりずらいものになってしまうリスクもあるため、多くの動物病院はこの形を考えることが多いです。

一方で、WEB集客やSEOを考え得た場合、それぞれが独立して運営されているため、相乗効果を狙った施策やトップドメインからのキーワード評価の評価受益はできませんし、例えばブログを運営した場合もそれぞれが運営する必要が出てくるため、全て2倍の労力とコストがかかると考えてよいでしょう。

ここではわかりやすくするために2倍と表現しておりますが、実際には例えば同じ業者が全てを対応している場合なども含め実質的なコストは2倍にならない点もあることはもちろんございます。

動物病院の本院のホームページ内に分院の情報を載せて運営

本院のホームページの中に分院の情報が載っているサイトもたまに見かけます。

ドメインとしては以下のような形が一般的でしょうか。

【本院】humo-no-sample-ah.com

【分院】humo-no-sample-ah.com/osaka

どちらも架空のサイトです

この形もまた、本院・分院それぞれにホームページを持たせるという意味では有効に機能します。

また、ドメインが一つだけで運営されていますので、小額ではありますがドメイン費用やサーバー代の節約が可能になる点がメリットの一つです。

WEB集客の側面を考慮すると、長年運用をされてきたであろう本院のドメイン(例では【humo-no-sample-ah.com】)の運用歴やコンテンツの内容と合わせてキーワードの評価を受けているであろう「動物病院」という単語をはじめとした、動物病院関連用語の評価を引き継ぐことが可能になるという技術的なメリットが存在します。

一方で、分院が存在している場所などの言葉が分かりやすく表現されているドメインではないという点はデメリットと考えるべきでしょう。

一般的には、ドメインは会社やサービスそのものを表現する形で利用されます。価格の比較であれば【kakaku.com】、ドメインの取得であれば【onamae.com】などなど、私たちの日常に浸透しているサービスはどれもドメインからすぐにサービスが想起できるに利用されています。その観点で考えると、【humo-no-sample-ah.com/osaka】はわかりずらいと捉える人もいると考えられます

ただし、動物病院の運営やサービス提供の際に、細かくドメインが何かを気にしてサイトを見ているのか?と考えると、実際にはそこまで重要ではないと考えることも可能です。

それぞれのメリット・デメリットまとめ

さて、それではここで改めて、上記のホームページ運営体制についてのメリット・デメリットをまとめてみます。

動物病院の本院と分院がそれぞれのサイトを運営

メリット

  • ホームページのデザインや集客導線を複雑に考える必要はなくシンプル
  • SEOキーワードも難しいことを考える必要はなく、それぞれの病院に必要な対策キーワードをサイト毎に意識すればOK

デメリット

  • ドメイン代やサーバー代が動物病院の数だけ必要になる
  • サイト担当者を病院ごとに立てる場合にはコスト、または従業員の労働負荷が増える
  • 全てのサイトを1名の担当者が管理する場合は、動物病院間後とのやり取りや情報が混合しないように注意する必要が生じる

動物病院の本院のホームページ内に分院の情報を載せて運営

メリット

  • ドメインの評価やキーワード評価が本院・分院のどちらにも付与される
  • 導線設計などを上手に行うと、SNSの活動や情報発信が統合されて効率の良い運営が可能となる
  • ドメイン代やサーバー代が1病院分だけで済む

デメリット

  • 情報管理が複雑になる
  • ホームページのデザインや集客導線を工夫しないとユーザーがホームページ内で迷子になってしまう可能性が発生する
  • ドメイン名が動物病院名のユニークな形には出来ない

ブランディング用のサイトも有効

先日の投稿で述べた様、WEB集客導線を考えた場合の動物病院の名称は【地域名+動物病院】です。

その動物病院名はNGかも!?命名で差がつく集客力

2015.10.28

一方で、この場合にドメイン名に強いこだわりを持ってしまう動物病院経営者の場合は1ドメインでのホームページ運用ができなくなってしまうというケースもあります。

このような場合には、本院・分院がより関連の強いグループ運営の色を濃く出すようにして、トップページを総合的なサイトにし、それぞれの動物病院のサイトを第二階層に置くと言う方法もあります。またはグループとしての総合的な情報発信は扱いが難しい場合もあるので、そういう場合はトップページをブランディングサイトのような形でそれぞれの病院への導線としてしまうなどのテクニックもあります。

例えば、渋谷と川口に動物病院を経営しているとしたら下記のような形になります。

【ブランディング】humo-no-sample-ah.com

動物病院とし目指している姿や院長・獣医師の紹介、求人情報の掲載など

(SEOキーワードは「HUMO動物病院」など)

【渋谷本院】humo-no-sample-ah.com/shibuya

渋谷本院のホームページ。一般的な動物病院のホームページ。

(SEOキーワードは、「渋谷 動物病院」など)

【川口分院】humo-no-sample-ah.com/kawaguchi

川口分院のホームページ。一般的な動物病院のホームページ。

(SEOキーワードは、「川口 動物病院」など)

ヒアリングを通じて最適解をアドバイス

WEBに関するソリューションは、抽象的でも問題ないので「求めている形」「希望する形」があり、そこに諸条件が加味されて始めて最適解を導き出すことが可能になります。

より良い解決策があったとしても、必ずしもその選択肢を選ぶことができない場合も、それぞれの動物病院の事情も含め、当然あり得ることです。

見た目だけでは分からない「先々の動物病院経営を支えることのできる価値あるWEBサイト」が出来上がったのかどうかはホームページ制作を依頼する業者やコンサルタントといった人々の力量によってのみ担保されています。

一方で、ホームページ制作発注金額が他の業界と比較すると非常に安価で知られる動物病院業界には、WEBの第一線級の実力を備えている業者が非常に少ないのが現実です。

そのような業者に担保されているサイトがこの先、何年も何十年も動物病院経営を支える要素の一角を担うことができるのか、弊社は大変危惧すると共にそのような現状を打破しより健全な動物病院経営と地域獣医療の存在を支援したいと考えております。

毎月限定2動物病院だけの特別企画。

現在の動物病院のサイトがしっかりと運営をされているか、問題はないかを無料で診断しております。

実際のところは…本当にしっかりと診断をさせていただきますので、それなりのお時間を頂戴し責任をもって対応をさせて頂く必要があると考えておりますので、月に2動物病院までしか見ることが出来ないという話だったりします。

また、精一杯誠実に対応させていただきますが、あまりにも理不尽な依頼等に関しましては拒否権を行使させて頂く所存でございますので、くれぐれもご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

ABOUTこの記事をかいた人

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株式会社HUMOの共同創業者。外資系投資銀行に新卒で入社し、その後は起業。東京や上海で新規事業の立ち上げなどを行う。成功も失敗も沢山経験し、一度サラリーマンに戻ってみたりと迷走し、再度の独立。その後、株式会社HUMOに参画。基本的にはスキーム作りや企画、戦略立案などがメイン業務。一方で、基本的には自分で色々とやってきた手前、色々と中途半端にできるので結局自分でやろうとします。最近は育児とミラーレス一眼にはまっています。