2018.03.14

動物病院のホームページを上位表示させるために知っておくべきグーグルの正体

グーグルを知ろう

こんにちは。株式会社HUMOの高濱です。 自院のホームページがなかなか検索で上位に表示がされない。そもそもこの順位付けってどうなっているの?とお悩みの方も少なくないと思います。今日は、ホームページをどうやって強化するか、の前に、そもそもグーグルとはどういった会社なのかについてお話をします。 グーグルを理解することであなたが採るべき打ち手も見えてくるはずです。

日本人の9割以上が使うグーグル

意外に思われるかも知れませんが、日本における検索エンジン(インターネットで検索する時に使用するサービス)の9割以上がグーグルを介して行われています。「私や私の周りはヤフーを使っている人が多い」という方もいらっしゃると思いますが、実はヤフーもグーグルの検索エンジンサービスを使っているので、検索順位はグーグルとほぼ同じになります。(ほぼ、と書いたのはヤフー独自の知恵袋などのサービスはヤフーだと上位表示されやすいという違いがあるからです) 以前はアメリカのヤフーも検索エンジンを開発していたのですが、2010年にそれをストップし、グーグルの検索エンジンを用いることになりました。(※)日本で他の検索エンジンを使っている人はごくわずかですから、殆どの方がグーグルの検索エンジンを使っていることになります。 ※詳しくはこちらからご確認いただけます。孫氏が語ったYahoo! JAPANがGoogleを選んだ理由

グーグルは広告で収益をあげている

では、グーグルは一体どのようにして稼いでいるのでしょうか?ご存知の方もいると思いますが、「インターネット広告」で稼いでいます。検索をすると、検索結果の前にまず広告のサイトが表示されますが、その広告のことです。また、世界一の動画サイトであるYou Tubeも今はグーグルのサービスの1つです。これら広告での収益がグーグル全体の収益の9割をも占めています。 つまり、グーグルにとって「検索エンジンが多くの人に使用される」ということは非常に重要であるということがわかります。裏をかえすと、グーグルが避けたいのは「グーグルを使う人が少なくなり、広告収入が減ること」。そのためにグーグルは常に検索ユーザーがどうやったら「欲しい情報徹・有益な情報に簡単にアクセスできるか」を考え続けています。

グーグルの目指す世界

グーグルの使命がこちらです。これを実現するために日々検索サービスの改善を行っています。
Google 独自の検索エンジンによって世界中の情報を体系化し、アクセス可能で有益なものにする
世界中の人々に「そうそう、この情報がほしかったんだ!」と快適に検索してもらえることこそがグーグルが目指す世界なのです。 その実現のためにグーグルは「検索結果が検索ユーザーが求めていた情報が正しく表示されるか」を重要視しています。200を超えるアルゴリズムを用い、ユーザーが求めている情報が表示されるように常に改善を行っているため、常に検索結果は変わります。「パンダアップデート」や「ペンギンアップデート」という言葉を聞いたことの有る方もいるかもしれませんが、これらは大きな調整が入ったときのアップデート名称です。

グーグルがウェブ上のサイトを認識する方法

では、グーグルはどのようにしてあなたの動物病院のホームページを認識しているのでしょうか?インターネットは情報の海と言えるくらい、世界から膨大な情報が絶えず流れ込んでいます。そんな中、グーグルが主に2つの方法を用いて、病院のホームページを認識します。 1、グーグルボットがホームページを訪問する 2、ホームページ製作者がグーグルに「訪問して」と依頼をし、訪問する

1、グーグルボットがホームページを訪問する

聞き慣れない言葉である「グーグルボット」という言葉がでてきました。わかりやすくイメージするために、グーグルボットとはブルドーザーのようなものだと考えてみてください。 ホームページは自院のサイトからバナーや記事紹介などで他のサイトにとばしたり、もしくは外部のサイトからとばされて自院のサイトにとばされることがあります。外部サイトへとばす、もしくは外部サイトからとばされて自院のサイトに流入するためにはリンクが用いられます。このリンクによってサイトとサイトは蜘蛛の巣のように繋がっています。蜘蛛の巣をグーグルボットと呼ばれるブルドーザーで絶えず行き来し、情報を読み取り、「あ、新しいサイトを発見した!」「サイトが更新されている!」ということを認識するのです。

2、ホームページ製作者がグーグルに「訪問して」と依頼をし、訪問する

また、このブルドーザーがなかなか自院のホームページへ来てくれない場合や、すぐにグーグルに「ホームページを公開したことを伝えたい」という場合には、こちら側からグーグルに「サイトを訪問して内容を読み取ってください」とお願いすることもできます。サイトを訪問してもらえないと検索結果に情報が反映されませんので、きちんと読み取ってもらうことが重要です。

グーグルを騙すようなことはNG

グーグルは検索ユーザーにとって有益な情報を表示させるために、グーグルボット(ブルドーザー)を用いてホームページ内容を認識しています。日本では9割以上の人が使うサービスなので、検索順位が上位に表示をされるかどうかは自院の経営にダイレクトに影響してきます。 そういった背景から、グーグルを騙して上位表示を目指そうとする動きもかつては多く見られました。実は一部ですが今も行っている動物病院(行っているのは制作会社やSEO会社)があります。グーグルを騙すような行為が発覚するとペナルティが課され、検索順位がガクッと下がることもあります。一例を紹介します。 ・取り込んでいきたい「整形外科」などの言葉を画面の白い部分に白色で記入し、人間からは見えないように表示させる。もしくは文字の大きさを0にして文字を埋め込むんだり(インターネット上だとそういうこともできます)、画像の下に文字を隠して入力する。 ・グーグルは外部のサイトが自院のサイトへリンクがたくさん貼られていれば評価をすることを悪用し、適当に大量にサイトを作り、そのサイトから自院のサイトへリンクを貼る。 ・ライバル動物病院のコンテンツ(例えば症例紹介などの文章)をコピー、または一部分のみ修正をし、自院のサイトで使う

これからはユーザーの役に立つことが評価される

上記のような悪質な例は過去は通用することもありましたが、今ではグーグルの検索結果を考えるアルゴリズムが進歩しているため、通用することはまれです。グーグルは公式に「オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。」と2017年2月3日にも表明しています。(日本語検索の品質向上にむけて)なお、グーグルの公式ブログを読むと、グーグルがどのようにして検索エンジンを改善していっているかがみてとることができます。 今後は検索ユーザーにとって本当に役にたつサイトが評価をされます。サイトの中身が良いと自然と「閲覧する人の数」「ホームページに入ってきたお客さんが閲覧するページ数」などの数字が伸びてきます。ではそのためにどういった内容、デザインにすべきでしょうか?今一度考え直すと今のホームページの問題点が浮かんできそうですね。

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