2015.11.03

良いホームページ制作会社の選び方は?

良いホームページ制作会社の選び方は?

はじめに

こんにちは。株式会社HUMOの江鹿正行です。

突然ですが、多くの動物病院経営者が一度は思ったことがある「あること」をここで言い当ててみます。

ホームページ会社ってたくさんあってどこが良いのかさっぱりわからない

これです。

え?そんなことを考えたことがないですって?

そう思われる貴方の動物病院のサイトは、きっと素晴らしい出来なのでしょうね。是非一度、弊社のサイト無料診断を受けてみて、その自信のほどを確固たるものとしていただければと思います。無料診断の申し込みはこちらから可能です。

さて、では上記の通りに思ったことがある獣医様には、本日の投稿にて良い制作会社の判断ポイントをお伝えできればと思います。

ホームページ制作会社の種類

大規模な制作会社

メリット
  • 品質が担保されるケースが多い
  • 納期等のスケジュールなどがしっかりしている
  • 信頼できる会社が多い、また顧客も多いので評判なども確認しやすい
  • 求めていないことも色々と提案はしてくれるので新たな気付きが生まれる可能性もある
デメリット
  • 価格が高い
  • 融通は利かない
  • 大手制作会社にとって動物病院が金払いの良い上顧客にはならない傾向が強いため、優先順位が落ちる可能性はある
  • ホームページ制作とSEOや制作後の運用は全て別料金になるため、全てを任せると制作以外にも費用がかかる
  • デザインの修正回数に限度がある場合もある
価格帯通常の動物病院ホームページで100万円以上、集客用サイトや情報サイト等のページ数が多いものだと400万円超えなども。
ポイントホームページ制作に投資できる資金力と相談の上、価格に問題がなければこの価格帯を支払える動物病院は多くはないので顕著な差別化は可能になります。ただし、投資に対するリターンとしてホームページに何を求めているのか?は明確にした上で選択をしましょう。

中小企業

メリット
  • 価格帯が現実的なライン
  • ホームページ制作以外の施策、SEOや運用なども合わせて行ってくれる
  • 突発的な依頼や度重なる修正依頼などにも柔軟に対応をしてくれる
デメリット
  • 上記にあげたメリットが業者によって全てバラバラでブレ幅が大きい
  • ホームページ制作のレベルのみならずビジネスマンとしてのレベルにも疑問符がつくような会社も存在する
価格帯30万~100万円と幅があるが大体このゾーンに入ってくる傾向がある。
ポイント動物病院が依頼をしている対象としては最も多いゾーンであり、また対応している業者の数も最も多いため選択肢が豊富である半面、「どこが良いのか分からない」という話の中心にもあるゾーン。

[aside type=”normal”]一番の解決策は、これまで制作をした動物病院などを確認して、直接その動物病院にヒアリングをすることです。業者にそれを行っても良いかどうかを確認する必要もありませんし、主旨を説明すれば喜んで情報を共有してくれる動物病院も多いと、弊社は考えています。[/aside]

個人・フリーランス

メリット
  • 価格がとても安い
  • 時々、値段に見合わないほどのクオリティのサイトを制作する人がいる
デメリット
  • 個人に担保されてしまうため、病気や事故などの突発的な状況には対応できない
  • 何かあった場合に責任ある対応を期待できないケースもある
  • 価格帯にもよるが複数案件をかけもっている場合には連絡も取れなくなってしまう場合がある
価格帯10万~30万円程度の価格帯
ポイント個人や法人形態のフリーランスなど、価格を安く抑えたい場合には選択肢としては有効でありポジティブ要素側に振れた場合には大きなコストメリットがある一方、何か制作物に問題があった場合でもその後の対応が別料金になってしまったり、対応そのものが後回しにされてしまったりと、ネガティブ要素側に振れてしまった場合には最悪なパターンに陥る場合もある。

 

「制作費の差」でどれくらい「制作物の差」が生まれるか

これは誰にが感じる点であり、また永遠に解けない謎解きのようなものでもあります。

これはなぜかというと、ホームページの良し悪しを判断する際に、一番最初に目に飛び込んでくるサイトの印象というのは、サイトの色遣いであったり、写真であったり、細部にわたるアイコンや文字間のスペースの取り方や、それぞれの枠の配置の仕方などで構成される「イメージ」が先行するためです。

本来であれば、それ以上あるいは同じくらいに考慮されるべき「掲載情報の構成の仕方」「掲載情報の配置の仕方」「内部主要要素の精度」などといった項目については二の次になってしまっている現実があります。

良いかどうかは「感性」の違い

上記のとおり、イメージでの良し悪しを判断する要素が大きければ大きいほど、個人の好き嫌いという要素が入ってくることは避け難く、結果的にはサイトの評価、または良し悪しというものが定量的に判断できるものではなく、定性的な要素のみで判断されることになってしまいます。

つまり、「制作費の差から生まれる制作物の差」との関連性が低くなり、結果的には価格とサイトの良し悪しに関連性が低いとなってしまうことになります。

では、どう選ぶべきか

さて、ここまでは制作会社の特徴なども含めた事前情報的なものとなっておりましたが、いよいよどのようにホームページ制作業者を選別すべきかを記載します。

さて、「どう選ぶべきか?」を考える前に、動物病院側にて事前に明確にしておくべき点は以下。

  • ホームページ制作にいくらの予算をかけることができるか
  • ホームページ制作の目的、ホームページを使ってやりたいこと

その上で、如何に着目をしてより良い制作会社かどうかを探ってみてください。

過去実績を開示してくれるか

もちろんサイト制作を行った動物病院との守秘義務が発生する場合もありますが、全ての動物病院がそのような形を制作会社に要求することはありません。

つまり、過去実績を質問すれば、 少なくともいくつか動物病院のサイトなどを見ることができます。

過去にホームページ制作をした動物病院に直接聞く

まず一番有効なのは、過去に制作をした動物病院のホームページなどを教えてもらい、その動物病院に直接連絡の上、ホームページ業者についての率直な意見を聞くのが確実です。

獣医師同士であれば悩みも同様のケースが多いと思いますので、快く質問に回答をしてくれるのではないでしょうか。

サイトのユーザーを意識した質問や会話がされているか

ホームページ制作会社が院長へ営業をしているタイミングは、制作会社にとっては受注が目の前にある最終段階とも言えます。

そうであればあるほど、制作会社の意識は「院長の希望を叶える」ことに意識が向いていくことになり、ホームページの希望については「院長の希望を形にする」ということが前面に出てきがちです。

ただ、ここで一歩踏みとどまってみてください。動物病院のホームページは誰が見るものなのでしょうか?

動物病院のホームページを見る人達の想定、あるいは見てほしいと思っている人達の想定から「サイトを見てどう思ってほしいのか?」という視点が抜け落ちてしまうと、単純に院長が好きなホームページが出来上がってしまい、最終的に訴求対象となるホームページのユーザーの視点がなくなってしまいます。

つまり、営業過程において、「ユーザーがどういう想定になっているか」、またそのユーザーに対してどのような情報配信していきたいのか、どういう印象を持ってほしいのか、などなどの質問が出ないままホームページのデザインの提案に進んでいる限り、本当に意味・効果のあるホームページにはなり得ません。

仕事を通じて何を目指しているか

サイト制作を通じて、あるいは仕事を通じて、動物病院にどんな価値をもたらしたいと考えているか?

このような質問は定性的で意味がないとお感じになるかもしれません。

しかしながら、弊社は獣医療業界にしばらく携わっていく中で、ビジョナリーに先々の展望を話してくれる人達との遭遇率が他業界と比べても著しく低いと感じるに至っています。

今後の獣医療業界がどうあるべきなのか、今度の動物病院経営がどうあるべきなのか。どのような姿を目指すべきなのか。

そのような大きな目標がある上で動物病院経営に携わっていらっしゃる獣医師の方々はやはり一つ一つの言動にも大きな重みと説得力をもっていらっしゃいます。

同様に、ホームページ制作会社がどのようなことを目標とし、その中において動物病院のホームページを制作することの意味合いがどのようなものなのか?

こんな質問をしてみてください。そして、その答えに獣医師の先生方が共感できるようであれば、その制作会社は長い時間をかけて共に歩める良きパートナーとなってくれるに違いありません。

最終的にはセカンドオピニオン

上記の点を確認した上で、それでもやはり迷ってしまうとうことであれば、弊社にご連絡をください。

ホームページ制作会社が提案をしている内容を共有いただけば、弊社にてセカンドオピニオンとして「提案内容の妥当性」「提案金額の妥当性」「動物病院の希望をかなえるために十分な提案となっているか」等々を無料で助言させていただきます。

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