動物病院ホームページのキーワード選びのツールとコツ

動物病院ホームページのキーワード、適切に選んでいますか?
こんにちは。株式会社HUMOの高濱です。 今回は動物病院のホームページでSEOを検討する際に必要となる「検索キーワード」について考えてみたいと思います。この記事ではキーワード選びの具体的な方法に触れています。「そこまで自前でやるのは難しいよ、、」という声が出てくることも承知していますが、SEOに取り組むうえでは非常に重要なことなので、できる範囲で取り組んでみてください。 (SEOって何?という方はこちらをまずご覧ください。「動物病院ホームページにおけるSEOの基本とスマホ化の重要性」)検索キーワードとは?
検索をする人(検索ユーザー)が検索の時に使う言葉のことを「検索キーワード」と呼びます。実際に病院を探しているお客さんが調べる言葉をホームページ中に盛り込むことで、検索で上位に表示をされやすくします。例えば、東京都渋谷区の動物病院を調べる際には「渋谷 動物病院」という言葉で検索されることが多いですが、この「渋谷 動物病院」という言葉が検索キーワードです。検索ユーザーが調べている検索キーワードを知る方法
ではどのようにお客さん(検索ユーザー)が調べている検索キーワードを知ることができるのでしょうか?ここでは先生のニーズ別に3つのサービス(機能)をご紹介します。本当はもっとあるのですが、ここではよく知られていて、無料で使えるものをご紹介します。- よく調べられている検索キーワードを簡単に知りたい
- 自分の動物病院ホームページにどういった検索キーワードでアクセスされているかを知りたい
- 検索キーワードごとの検索数を知りたい
よく調べられている検索キーワードを簡単に知りたい →グーグルの「サジェスト機能」を使うべし!
- Q: どういう言葉が調べられているのか簡単に調べたいんだけど、なにか方法はありますか?
- A: 簡単に、ですね。それであれば専用ツールを使うことなく、よく調べられている検索キーワードを知る方法があります。それはグーグル検索の「サジェスト機能」です。

自分の動物病院ホームページにどういった検索キーワードでアクセスされているかを知りたい →サーチコンソールを使うべし!
- Q: 私の動物病院のホームページにどういう言葉でアクセスされているかを知りたいのだけど、方法はありますか?
- A: 検索ユーザーがホームページへアクセスした時に実際に使用した検索キーワードは気になりますよね。「サーチコンソール」というサービスで調べられます。

- 表示回数(その検索キーワードで検索された際、自身の動物病院HPが表示された回数)
- クリック率(CTR)(表示回数のうち、実際に自身の動物病院HPがクリックされた割合)
- 掲載順位(その検索キーワードで検索された際、自身の動物病院HPが表示された平均順位順位)
検索キーワードごとの検索数を知りたい→グーグルアドワーズを使うべし!
- Q: そもそも「よく調べられている言葉」を把握したうえで、ホームページにその言葉に関する内容を盛り込んだらアクセス増えませんか?
- A: そのとおりです!よく調べられるということは、それだけ「知りたい」と多くの人が考えているわけです。それらの検索キーワードをうまくホームページに取り入れられれば、自然にアクセスも増えやすくなります。

検索ユーザーを知る方法もある
ここまでは「検索キーワードを知る方法」にフォーカスしてきましたが、次は「どういう検索ユーザーが検索しているのか」を調べる方法に注目してみます。これは聞いたことのある方もいらっしゃるかと思いますが、グーグルアナリティクス(正式にはGoogle アナリティクス)を使います。これもグーグルが無償で提供しているサービスですが、利用には専用タグをHTMLに埋め込む必要があります。詳しい方に設置を依頼してください。 グーグルアナリティクスではここまで詳細な情報がわかります。実際に活用する際は、細かいことまでわかりすぎるので、どういう目的でどういう情報を抽出するのかを考える必要があります。- どういう人がアクセスしたか(年代、性別)
- どの地域からアクセスしたか(都道府県、市区町村)
- どういう経路でアクセスしたか(検索からアクセスされたのか、ブックマークから入ってきたのか等)
- どの端末を使ったか(スマホなのか、PCなのか)
- いつアクセスしたか(日付、時間)
- どのページにまずアクセスしたか
- どのページに遷移したか
- どれほどの時間ホームページを閲覧したのか
- どのページから離脱したのか

グーグルは検索ユーザーの役に立つ情報を優先的に表示しようとする
検索キーワードの話と関連してグーグルの検索表示結果についても解説します。グーグルは検索ユーザーの検索意図に応えたいと考え、常に検索結果を変化し続けています。 例えば私が渋谷にある動物病院を探すために「渋谷 動物病院」で探したとします。するとグーグルはこのような検索結果を表示させます。

動物病院のホームページもお客さんに役立つ情報を載せよう
グーグルの考えから言えるのは、お客さん(検索ユーザー)に役立つ情報を適切に提供することが上位表示への近道だということです。お客さんがどういう事柄に興味を示しているかを上述のツールを用い検討し、「ニーズがあるとわかっている情報を後出しじゃんけんでホームページに掲載する」ことが重要なのです。「この情報が欲しかった!」となれば、お客さんもしっかりとホームページを読んでくれるようになります。ホームページに完成はない
流行りの犬種・猫種、それに伴う怪我の種類、住環境(戸建てが増えて中型犬が増える等)、病院に求められる治療(最近だと健康診断やデンタルケア等)は変化し続けます。先述のツールを使い、定期的に飼い主様が求める情報を確認をしながらホームページを変えていきましょう。 飼い主の情報ニーズを常に追い続け、ホームページに反映する。そうすることで今は思うような検索順位ではないとしても、いずれグーグルからの評価があがり、検索順位があがりやすくなります。ホームページに完成はありません。常に改善を続けましょう。WEB集客の相談から
採用支援までお手伝いします。
現在の動物病院のサイトがしっかりと運営をされているか、
SEOに問題はないかを無料で診断しております。
WEBを活用したセミナー依頼も無料(交通費のみ頂いています)にて承ります。
まずはどのような点にてお困りか、お気軽にご相談をいただけますと幸いです。