動物病院ホームページでありがちな「もったいないこと」3選

ホームページで最大限成果を出すために

こんにちは。株式会社HUMOの高濱です。今日は私がこれまでに見てきた、動物病院ホームページの「もったいないこと」についてまとめてみたいと思います。せっかくホームページを作るorリニューアルするなら、最も効果がでるように作りたいものですよね。

もったいないこと、とは

ホームページの作り方によって、そのホームページの内容がグーグルに適切に伝わりやすかったり、伝わりにくかったりします。今からホームページを強くしよう(集客や採用に成果をあげる)とされる場合には、グーグルから最大限評価され、検索順位が上がりやすいように設計しましょう。(参照:動物病院のホームページを上位表示させるために知っておくべきグーグルの正体

【もったいない例1】外部ブログサービスの利用

あなたの動物病院ではブログを利用していますか?Abemaブログや、はてなブログなどの外部ブログサービスを利用している場合は注意が必要です。頑張ってブログを更新しているものの、ホームページの検索順位はなかなか増えないという場合には、ブログサービスをあなたの動物病院のホームページ内で更新できるシステムを導入しましょう。 外部ブログサービスではなく、あなたの動物病院ホームページ内にブログがあるメリットは、検索順位アップに貢献することが挙げられます。その理由は2つあります。

掲載したブログ記事が全て自院のホームページ内に蓄積される

グーグルは、ホームページ内の情報が検索ユーザーに役に立つかどうかを測っています。仮にあなたの動物病院が頑張ってブログを更新している場合、そのブログ内容がホームページ内に蓄積され、グーグルから「動物病院として豊富なコンテンツを有している優良なサイトである」と認識されやすくなります。 ただし、一点注意が必要です。ブログ更新が目的となり、動物病院とは関係がなく、かつ、飼い主さんが興味を示さないような記事は書く意味がありません。動物病院(医療)関係の記事やスタッフ紹介などの飼い主が興味を示す記事はアクセスを稼ぐことができますが、そうでない記事(例えば、今日はラーメンを食べに行きました。美味しかったです。というようなもの)は誰の役にも立ちませんから、無理してブログを更新する必要はありません。

アクセスが自院のホームページに集中する

外部ブログサービスを利用するということは、外部のブログサービスに遷移させて記事を読ませるということです。グーグルは検索順位決定のアルゴリズムの中に、PV数やセッション(訪問)数などを取り入れていますから、本来であれば記事もホームページ内に掲載をして、アクセスを稼ぐべきです。ブログ記事を外部ブログに書くことは、ご丁寧にも外部ブログサービスにPVを献上していることと同義です。 参照: 動物病院のホームページとブログ運用のコツ(前編) 動物病院のホームページとブログ運用のコツ(後編)

【もったいない例2】専門用語を頻繁に使うこと

弊社はホームページは集客・採用に成果を出すために活用するべきであると考えており、SEOを重視しているのですが、その意味では専門用語の使いすぎはよくありません。検索ユーザーの調べる言葉で文章を作らないと検索に引っかかりづらいですから、例えば上肢・下肢という言葉ではなく、前脚・後ろ脚という言葉を使うべきです(参照:動物病院ホームページのキーワード選びのツールとコツ)。 ただし、検索ユーザーが難しい言葉を調べるケースが想定される場合はそのままの言葉でも結構です。例えば二次診療施設として、一次病院向けに情報発信をするケースであったり、ある程度の情報を持ち合わせているセカンドオピニオンを希望する飼い主に向けて情報発信をするケースなどです。 言葉が専門的になりすぎていないかについては、ご家族や自院の動物看護師、受付スタッフなどに内容が理解しやすいか助言を求めることをお勧めします。飼い主目線の情報発信を心がけましょう。

【もったいない例3】デザインは良いが、内部構造がぐちゃぐちゃ

外観(デザイン)がよいものの、内部構造がぐちゃぐちゃというホームページををたまに見かけることがあります。弊社でも知り合いの先生のホームページがこういう状態なのですが、話を聞いてみると動物病院を設計してもらった方にホームページ作成もお願いしました、とのことでした。確かに外見は綺麗なのですが、中身が残念なのです。言わば、つぎはぎでその場しのぎで作ったような構造なのです。 中身が残念だと何が良くないかと言うと、グーグルがホームページの情報を正しく読み取れなくなる可能性がある点です。少し専門的な話になりますが、ホームページを作る際にコーディング(HTMLやCSSといったWEBの言語を用いて、WEBページを作ること)を行う必要があるのですが、適切にコーディングを行わないとグーグルにとってそのホームページの内容が正しく理解できなくなってしまいます。 コーディングを行う中で、「ホームページのここが重要です」という内容を表す記号(タグ)があり、それらを正しく使うことで適切に評価されるページとなります。WEBの言語は数年に一度バージョンアップされており、適切な記号(タグ)を用いてコーディングを行うことはグーグルにとって内容理解の意味で有益となりますので、この点も意識して制作・リニューアルされることをおすすめします。

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