動物病院にはFlashを使ったホームページが残念ながらまだ存在する件

Flashをお使いなら、リニューアルを考えるべき

こんにちは、株式会社HUMOの高濱です。先日、とある動物病院の院長先生とお会いしてきたのですが、その病院さんのホームページのトップページに「Flash」が使われていたのです。

Flashの詳細は下記に述べますが、そのホームページを見ると、検索ユーザー(飼い主)はすぐに離脱(ページを離れる)だろうな、というものでした。なぜ、Flashは使うべきではないのか、その理由について今回は述べたいと思います。

Flashとは?

まずFlashとは何かをご説明します。 Flash(正式にはAdobe Flash)とは、pdfなどでおなじみのAdobe社が開発した、動画やゲームなどを扱う規格のことです。そのFlashを再生するためのソフトがAdobe Flash Playerで、ネットサーフィン中に目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

Flashは1990年代に開発されて以来、ホームページを始め、アニメなどにも用いられてきた技術です。ホームページでは、マウスの動きと表示のアニメーションを連動させたりするところで使われてきました。 参照:Adobe FlashのWikipediaページ

Flashのメリット

動きのあるウェブサイトを作ることができるため、ユニークなコンテンツ作成が可能。

Flashのデメリット

読み込みが遅くなる。セキュリティ面で脆弱性がある。テキストを読み込めないのでSEOに不利。

現在でもFlashが使われているホームページ例

動物病院さんのホームページを例に挙げるわけにはいきませんので、他業種のホームページからいくつか紹介いたします。なお、スマホからアクセスするとどれほど閲覧しづらくなるか分かりやすいです。

http://www.tdc-andworks.com/cure/esthetic.html
http://y-dc.com/
http://seibikai.or.jp/movie.html

スマホの多くで閲覧できない

iPhoneが登場した2010年から、実はapple社はiPhoneならびにiPadでflashを採用していません。スティーブ・ジョブスは、”Thoughts on Flash“という文書でFlashを拒否した理由を詳細に綴っており、Flash無しでも完全なウェブ体験が可能であること、品質やパフォーマンスで問題があることなどを挙げています。(本当の理由としては、Apple社がApp Storeのビジネルモデルを保護するためなどとも言われています)なお、Facebookもセキュリティ担当者が2015年に「AdobeはFlash終了の日を発表すべきである」と発言しています。

iPhoneが発売されて以降、iPhoneではFlashが閲覧できませんが、グーグルが開発したOSであるAndroidでも2016年末を境にFlashコンテンツを再生しない設定が標準となっています。

PCから検索ユーザーは閲覧しない

よく動物病院の先生がやってしまいがちなのは、病院のPCからホームページを確認することです。検索ユーザーの多くはスマホからアクセスしています。わざわざ検索ユーザーが使っていない端末でホームページを確認しても、検索ユーザーが閲覧しやすいサイトにはなりづらいでしょう。

動物病院が自院内でどこまでをやるかが鍵

動物病院と一言に言っても、病院の規模はまちまちです。病院内で広報チームを作っているところもあれば、完全に院長1人で日頃の診療と平行してホームページを更新している場合もあります。病院内でWEB戦略を考える方が好きな方、得意な方がいらっしゃればその方にホームページ更新を任せるのが得策ですが、そうではない場合が大半だと思います。

今回のFlashの件についても、WEB業界の人間であれば当たり前の話しですが、この業界以外の方には関心が持てない話題であることも理解しています。弊社の考えは「餅は餅屋」。結果を出すためにはプロにお任せいただいた方が効率的だと考えています。まずはご相談でも結構ですので今のホームページに課題をお持ちであればお気軽にご相談ください。

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