こんにちは、株式会社HUMOの高濱です。最近はお陰様で採用サイト作成の依頼を受けることが多くなり、忙しくさせていただいてます。

今回は、時代の流れとともに法律やIT技術などは変化しますが、それに全く追随しないのは、貴院の評価を落としているかも？という話をします。

税込表示、対応していますか？

2021年より、ホームページはじめ、院内での商品価格も全て「税込価格」を表示しなければならないと、法律が変わりました。
参照：財務省＞令和３年４月１日以降の価格表示について

月末には全国ニュースでも「税込価格」に変更しなければならないことは度々流れていましたし、経営者であればこのことは何らかのルートで目にしていることだと思います。

弊社のクライアントには、3月中にお知らせをして税込価格に変更対応を行いましたが、今なお記載が残っている病院さんは、このまま暫く（というより、ずっと？）変更されないままなのではなかと心配になります。

世の中は変わり続ける

例えば、Adobe Flash Playerという、2000年代に流行したWEB技術が、2010年にはiOS（iPhoneのOS）により搭載を拒否され、徐々に廃れていきます。

Flash技術は、当時ゲームにも活用され、インターネットと切って切り離せない関係でした。しかし、コードを書く言語の進歩（HTML5）の発達により、新しいHTML言語の方が、これまでの挙動をより安全性高く再現できるようになりました。

本ブログを書いている時点で既に開発元のAdobe社はFlash Playerのサポートは終了していますが、今なおFlash技術を採用した動物病院サイトを使用されている病院さんもあります。多くの場合、Flashが用いられている部分は設定なしでは閲覧できません。

同様の例として、近年はスマホの普及により、スマホ対応したホームページというのが主流になっていますが、スマホからアクセスしてもPC表示のデザインが表示されて、文字が小さく見づらいままの状態を放置してしまっているケースもよく見られます。

時代に追いついていない病院に就職したいと思ってもらえないこともある

例えば、上記のような、近年の技術の変化に対応していないような病院が採用活動を行うとかなり不利になると思います。

単に情報が確認できない／しづらいこともそうですが、それ以上に「この病院は、世の中の動きに無頓着なんだな」と思われてしまいます。
そのようなところに、多くの求職者は入社したがらないですよね。もちろん、圧倒的な技術や知名度をほこる病院であれば話は別ですが。

特に獣医学生の方は、一般企業を見ていることもあるので、そうなると「立派なホームページ」があり、サイトを開くと「かっこいい動画」が流れ、また、説明会の時には「魅力的なパンフレット」が置かれているわけであり、また、グループ化している動物病院ほどこのような「見せ方」の部分には力を入れているのが現実です。

「マイナスに思われるかも知れない点」は極力減らしておくのが吉です。

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